NHK大河ドラマ篤姫
老中・阿部正弘★草刈正雄
老中首座。斉彬と親しく、篤姫を将軍・家定の御台所とすることに尽力する。外様大名たちの力を結集して、外国の侵略から日本を守ろうとした。その容姿から、大奥の女中たちにも非常に人気があったという。大河ドラマ 篤姫
6/1NHK大河ドラマ篤姫第22回「将軍の秘密」で死去(1857年安政4年6月17日)
阿部正弘役草刈正雄さんインタビュー大河ドラマ 篤姫
ペリー来航当時、老中首座を務めていた阿部正弘のことは、これまであまり知られていなかったと思います。僕自身、今回、演じさせていただくにあたって、いろいろな資料を読み、こんなにクレバーな人がいたのかと知ってワクワクしました。
阿部は、押し寄せてくる諸外国を、ただ脅威ととらえるのではなく、友好関係を築きつつ、軍備を含めて自国に力をつけていく。それによって対等に物を言えるようにしていくことが大事だという考え方だったんですね。そのために、当時の幕府では考えられなかったような改革的なことを実践しています。
譜代、外様を問わず、広く意見を募るというのも阿部が実施したことでした。譜代と外様といえば、お互いを敵視しかねない関係だったのに、そうしたことにとらわれなかった。斉彬も外様でしたが、積極的に幕政に参加させていました。これも聞きかじりですが、江戸城に参府することもかなわない下級武士だった勝海舟の意見書を読み、とりたてたのもの阿部だったそうです。
彼は志半ばで逝ってしまいますが、「篤姫」によって、これまであまり歴史の表舞台に出ることのなかった悲劇の名老中に光を当てることができて、よかったと思います。
クレバーといえば、島津斉彬も阿部に負けず劣らずすごい人ですね。あの2人は、ともに世の中の先が見えすぎてしまっていた。それだけに、現状を打破するための思い切った策を打ち出すのですが、理解されずに摩擦が起きたりする。大変だっただろうとは思いますが、あの2人がもう少し長生きしたら歴史も変わっていたでしょうね。
阿部は、政治的、経済的な部分でも斉彬を一番頼りにしていました。島津は日本で一、二の経済力を誇っていましたからね。しかし、あの2人の関係はそれだけではなかった。彼らは本当に兄弟のように仲が良かったそうですし、阿部は斉彬の男気に心底、信を置いていたようです。
お互いに武士ですから、何か事が起これば立つという心意気を持っていた。そんな中、斉彬は『事あらば、私が最初に乗り込んでいく』と阿部に言ったという史実も残っているそうです。人間的に尊敬し合うことのできた非常にいい関係だったと思います。
阿部は、それほどインパクトの強い役ではないので、淡々と演じることが多かったですね。実はそういう人間を演じる経験があまりなかったので、今回、俳優としては初めての挑戦だったんです。しかし“動”ではなく“静”という部分も含めて、いままで光が当たっていなかった人物を演じることに魅力を感じ、当時の彼の苦しさや孤独感を、なんとか出せたらいいなという意識がありました。
ただ、最後が病死なのでどうなのかなと思っていたんですよ。堀田正睦に老中首座を渡したとき、自らの死期をさとっていたとは思うのですが、それだけでは伝わりにくい。戦国時代の武将なら、戦場で『ワーッ』と叫びながら死ぬとか(笑)、いろいろ表現できるんですけどね。
それが最後に、篤姫と会い自分の思いの丈を話すことができた。おそらく阿部は、この姫なら何とかしてくれると信じることができて、後のことを託したんだと思います。さらに、どういう気持ちの変化か(笑)、初めて水戸殿に逆らって『アメリカとやっても勝てません』と言い切ってしまった。これだけはっきりぶつかることで、水戸殿との関係にもけりをつけることができたわけで、演じていても楽しかったですよ(笑)。
大河ドラマ 篤姫
草刈正雄(くさかり まさお、1952年9月5日-)は、福岡県小倉市(現・北九州市小倉南区)出身
父親は米国軍人であり、彫りが深く際立った美貌を持った男優である
高校中退後、スカウトされ資生堂専属モデルとなりデビュー、「MG5」などのコマーシャルに起用された売れっ子モデルだった。モデルデビュー当初から甘いルックスと軽快な語り口で人気を得る。
その後、野中マリ子の俳優養成所「野中塾」で演技を学び、俳優に転向する。
1974年に『卑弥呼』で映画デビュー
ドラマ『華麗なる刑事』(1977年)で共演して以来交際を続けたモデルの大塚悦子と1988年に結婚。3児の父である。次女の草刈麻有も同じ事務所であるブルーミングエージェンシーに所属しており、芸能活動を行っている草刈正雄 - Wikipedia
草刈正雄「娘が口利いてくれない」
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2008年06月02日
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